インタビュー
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「患者さまの想いを第一に考えた治療方針」が当院のモットーです
矯正治療はとても長く、モチベーションの維持が難しい治療だと思います。さらに、装置があることに煩わしさを感じ、「早く終わらないかな」と考えてしまうこともあるかもしれません。
また、患者さまには資料の見方から説明します。そうすることで、治療の最初と最後でどのように変化したのかをきちんと理解していただけるように導いていきます。十分に診査・診断を行って、できる限り負担を与えず、要望に添った矯正治療を提供できるよう心がけています。
矯正治療を行ううえで大切なこととは何でしょうか?
最初の診断が何よりも大切です。診断を誤ってしまうと、治療計画を立てる際の設計図をきちんと作ることができず、治療のゴールを設定することができません。そのためにレントゲン撮影を行い、その画像を基に模型作製や治療のゴールの確認を行います。
また、患者さまには資料の見方から説明します。そうすることで、治療の最初と最後でどのように変化したのかをきちんと理解していただけるように導いていきます。十分に診査・診断を行って、できる限り負担を与えず、要望に添った矯正治療を提供できるよう心がけています。
お子様の矯正がご専門とのことですが、この分野を選んだ理由はなんですか?
矯正治療について深く学ぼうと思ったのは、自分の特長を十分に活かすためです。幼い頃から手先が器用でしたので、「これは矯正のような細かな作業で活かせる」と感じ、大学時代の後半から矯正について学んできました。また、深く学んでいくにつれ、早い段階から矯正治療を行うことが大切だと気付き、お子様の矯正治療に力を入れるようになりました。
これまで多くのお子様の治療を担当してきましたが、お子様が装置を上手く使用し、事前の予想通りに状態が改善された時は、とても嬉しく感じます。矯正治療には患者さまの協力が不可欠ですので、歯並びがきれいな状態に整うことで、患者さまと一緒に頑張ってきたという達成感を味わうことができます。そのような時に、矯正治療が自分に合っていたんだなと実感することができますね。
お子様の相手をする機会が多いと思うのですが、どのように接しているのでしょうか?
矯正治療はとても時間のかかるものであり、お子様のモチベーションを維持することが大切です。そのために、少し大げさに喜怒哀楽を表現し、しっかりコミュニケーションを取りながらお子様の気持ちを私のほうに向けてもらえるよう心がけています。
当院では、無言で淡々と治療を進めていくということのないようにしています。雑談がとても多く、お子様とのコミュニケーションを重視しています。その中で、お子様の様子に合わせて口調を変えるなど、雰囲気に合わせて喜怒哀楽を表現することで、お子様も治療に集中していただけるようになると考えています。
きちんとお口の環境を整えてあげたいという想いがあるからこそ、お子様に本気で向き合いながら治療を進めていきます。
矯正専門の歯科医院で矯正治療を受けるメリットとはなんですか?
スタッフの教育や院内設備などを矯正治療に注ぎ込むことができるので、より手厚いサポートをすることが可能です。当院は矯正治療のみを行っているため、最初のスタートの段階からゴールまで、治療の軸がぶれることなく進めることができます。患者さま一人ひとりに真摯に向き合える時間も長く取れるので、よりその方に適した治療計画を考えられます。
当院では、最初に治療計画を立てて費用も算出するため、トラブルが起こった際に追加で費用をいただくということはありません。患者さまができるだけ負担を感じないように、患者さまが納得できる状態へと調整をしていきます。
院内の設備に関して、自慢できるポイントはありますか?
初診時や治療の説明を行う際はカウンセリングルームを使用しますが、そこで使用する設備はとてもこだわりました。カウンセリングルームの机にはパソコンを内蔵しており、そこに画像を映しながらタッチペンで操作することができます。私が画像に情報を書き足した後は、そのままディスプレイを反転させることができるため、視覚的に分かりやすい説明を行うことにとても役立っています。患者さまと向かい合いながら説明することができるので、円滑にコミュニケーションも取れるようになると考えています。